トンボ(ヤゴ)の飼い方 昆虫の飼い方についての情報サイトです。

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トンボ(ヤゴ)の飼い方

昆虫の飼い方

採集のポイント


蝶と同様にトンボも成虫を飼育するのはとても難しい昆虫です。そのため、トンボの幼虫であるヤゴを飼育してみましょう。またヤゴは水の中で生活しているため、子供だけで採集にいくのは危険です。子供は大人についていってもらうようにし、大人も子供だけでいかせないように注意しましょう。
ヤゴは池や川、沼のほか、田んぼの用水路や冬場使用されずに放置されているプールなどでもみつけることができます。基本的に水底付近をうろうろとしている生き物なので、水面からみつけることは難しいですが、網で水底をさらってみると運がよければ入っているはずです。それほど水深の深いところではなく、アシなどの植物が茂っているあたりを重点的に捜索すると、より効率よく捕獲することができるでしょう。

飼育のための準備


飼育ケースは水を入れられるものを用意し、底に川砂や砂利を敷きつめます。オニヤンマのヤゴなど、ヤゴの種類によっては水底に潜る習性があるので、飼育しているうちに潜ろうとしている姿をみかけたときは、砂利ではなく細かな砂や泥もいれてあげましょう。
ケースに入れる水は水道水でかまいませんが、直接入れるのではなく、汲み置きした水を使用します。水道から直接注いだ水では消毒用の塩素が残留しているため、ヤゴの体に毒となってしまうのです。飼育の途中にも1〜2週間にいちど水を交換する必要がありますが、このとき交換する水も汲み置きのものを使用するようにしてください。 砂利の上には、岩や水草を置いてヤゴの隠れ場所を作ります。ヤゴはトンボになるときに水上で羽化するので、水面から20センチ以上の高さまで上ることのできる、羽化用の足場も設置しておきましょう。
なお、小さなヤゴであれば、ジャムのビンやペットボトルなどでも飼育することができます。ただし、容器が小さくなると水が汚れやすいので、こまめに水を取りかえることが大切です。

飼育方法


水深を5〜10センチ程度にたもち、直射日光のあたらないところで飼育します。ヤゴはどう猛なため大きさの違うヤゴを一緒に入れたり、水槽のサイズにたいしてヤゴが多すぎたりすると、共食いしてしまうので注意しましょう。
エサはイトミミズや赤虫、ミジンコ、メダカ、オタマジャクシといった水生動物で、ヤゴの大きさによって食べるものも変化していきます。まだ小さなうちはピンセットで赤虫などをあたえ、ある程度大きくなったあとは、メダカなどをケース内で一緒に飼育するとよいでしょう。なおヤゴは死んだエサは食べないため、かならず生きたエサをあたえる必要があります。メダカやオタマジャクシが捕食されている姿は、子供にとって少し残酷ですが、自然の厳しさを学ぶうえではいい教材となるのではないでしょうか。
ヤゴの色が変化し、水面付近であまり動かなくなると、羽化の兆しです。羽化用の足場をまだ設置していない場合は、早めに用意しておきましょう。羽化はおもに深夜に行われるので、静かに観察していると羽化の瞬間がみられるかもしれません。

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